医療秘書学科 [ 2年制 男女・ 定員 80名 ]
医療現場の高度化や専門性の細分化などから、医療事務に求められるニーズは 年々高まっています。そのような状況を踏まえ、医療秘書学科では医療事務、ドクタークラーク、医薬品登録販売者に加え、歯科助手、看護助手、美容と医療の知識を兼ね備えた専門職を養成するカリキュラムを計画中。
医療費の計算方法や出来上がったレセプトに間違いがないか点検する勉強をします。また、ドクタークラークとして必要な医学知識や医療文書の
作成方法を学びます。
医薬品登録販売者試験の合格を目指し、クスリがどのように身体に働くか、それぞれの病気やケガにあった薬や飲み合わせなど、
購入者に分かりやすく説明できるよう、知識を習得します。また、調剤薬局で働く際に必要な、薬の計算方法や処方箋の書き方も学びます。
歯科診療で使われる機材を始め、治療方法やその手順を学びます。スムーズな診療が進められるよう知識を養い、実際現場に出た際に
困らないよう、演習の授業で即戦力となる技術を身に付けます。
基本的な書類作成やカルテ準備などの事務作業に加え、診察や検査の準備などがスムーズに行えるよう、医療用語などの医学知識を習得し、食事の
介助、清掃、安静時の体位変換などの医療行為を含まない看護技術を学びます。
化粧品の中身や成分に加え、ボディケア、ヘアケア、ネイル、香り、オーラルケアまで幅広く理解します。さらに、化粧品にまつわるルールなど専門的な知識を学びます。美容と医療の知識を兼ね備えたスペシャリストを目指します。
1週間のうち4日は授業、もう一日は自分で自分をデザインする日。広がる私の可能性。
資格取得のための検定対策セミナーや、自分の好きな活動「スキ活」で、スキルアップ講座を
受講することも可能です。
また、学内イベントや旅行でリフレッシュしたり、アルバイトや趣味の時間に充てることもOKです。
1年次は、どのような職場でも必要なビジネスマナーやサービス接遇、パソコン操作を身につけ、医療事務の基礎、医学知識、心理学などを一緒に学びます。
2年次からは、それぞれの選択科目を選ぶことで専門的な知識やスキルを学び、必要な資格取得を目指します。さらに、病院やクリニック、薬局などでの施設実習も実践し、実践力を養います。
桑原 望愛さん/桐生商業高校出身